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Feb 20, 2006

映画「キューティーハニー」

原作の「キューティーハニー」では,「天才科学者の如月博士は、ばらばらな状態で空中にある分子を必要に応じて種類ごとに結合、あらゆる物体を作り出す「空中元素固定装置」を完成」させた(Wikipediaより)そうだが,これはまさにドレクスラーの言う分子アセンブラーだ.庵野秀明監督,佐藤江梨子主演『キューティーハニー』(2004)がこれをナノマシンと名づけたのは自然なことだ.同時期に公開されたアニメ「Re:キューティーハニー」ではさらに詳細に描かれているとのこと.如月博士は殺され,それを受け継いだ宇津木博士はパンサークローに誘拐される.如月博士は開発したI-システム(Imaginary induction system: i-system)を娘(如月ハニー)の体内に隠す.
ナノマシンが会話に出てくるところは次の2シーン.
20分「君が倒した戦闘員が蒸発したのも,四天王が人間を超えた能力を発揮できるのも,すべて体内に融合させたナノマシンのおかげなのさ」
38分「やはり如月博士はナノマシンによるクォークレベルでの物質の分解と再構成に成功しておりました」「私に永遠の美をもたらす理想の方法をよもや完成させた人間がいるとは.この世界もあなどれぬな」

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