Fire Risk, The Fire Risk to Children, and The Fire Risk to Older Adults
Department of Homeland Security's Federal Emergency Management Agency (FEMA)が報告書を3つ発表。
2001年の米国では火災による死亡者数は4,000人以上、負傷者は20,300人。火災のリスクは、5歳未満と55歳以上が平均より高い。特に高齢者は年をとるにつれてリスクは激増。85歳以上では、平均の5倍近く。
Highest Number of Road Deaths on 4th July -Study (Yahoo! News)
米国では毎日平均して 117人が道路交通事故で死んでいる。1986年から2002年までで、最低が45人。最大が252人だそうだ。交通事故って不思議だ。毎年だいたい同じような数の死者が出る。来年も、再来年も、その次も。これほど分かりきったリスクは他にないのに、あまり問題視されないのはなぜ？
側面からの衝突は、前後からの衝突よりも2倍、脳を負傷しやすい。そのため、米国中のクルマにサイドエアバッグをつけるなどすると、毎年61％、すなわち、2230件の死亡や脳の重傷を防げる。これには1台につき400ドル上乗せになる。また、NHTSAはサイドエアバッグの義務付けによって、年間700～1,000人が救われる一方、およそ10億ドルの費用がかかると試算（→1人救うための費用は、1億～1億5,000万円とお手頃）。 Annals of Emergency Medicineに掲載予定（link）
OECDは、子供の道路交通事故死をとりあげた。報告書"Keeping Children Safe in Traffic"を発表。OECD加盟国の中で死亡率が高いのが、韓国、ニュージーランド、ポルトガル、米国。低いのが、スウェーデン、日本、イギリス、イタリア。15歳以下の子供の死亡率がスウェーデンで10万人中1.5人に対して、韓国では7.5人。（news release）