BSE
International Journal of Epidemiologyの2月号より.
□Risk of variant Creutzfeldt–Jakob disease in France.
これから先、vCJDになるフランス人の人数を33人と予測.英国への渡航も考慮したけど,それによる発症はゼロと予測l.
International Journal of Epidemiologyの2月号より.
□Risk of variant Creutzfeldt–Jakob disease in France.
これから先、vCJDになるフランス人の人数を33人と予測.英国への渡航も考慮したけど,それによる発症はゼロと予測l.
Lancetの2月5日号より
□Alcohol and public health
アルコールが原因となる疾病は60を超える.世界の疾病負担(WBD)に占めるアルコールの寄与は、タバコや高血圧と同程度の4%.だったら、タバコ並みの規制、例えば税率のアップや国際条約(タバコの場合、Framework Convention on Tobacco Control)の締結が必要だとRoom氏らは主張.英国でアルコール価格が10%上昇すると、アルコール起因の死亡が男性で28.8%、女性で37.4も減ると予測している.
イギリスのThe Royal Society & The Royal Academy of Engineeringによる報告書、"Nanoscience and nanotechnologies: opportunities and uncertainties"(ナノ科学とナノ技術:機会と不確実性)を発表。これは2003年6月にイギリス政府から委託された研究。第5章は「ありうる健康、環境、安全への悪影響」。(link)
米国の医療過誤による死者数の推計値を、Lakewood, Colorado-based HealthGrades Inc.が、年間 195,000人と報告。 1999年に、Institute of Medicineが出した数字、98,000人のおよそ倍。定義も、簡単に防ぐことができた、という点に焦点を当てて、通常の医療過誤より少し広い。 単純に計算すると、年間死亡リスクは10,000人中およそ7人。(news)
Harvard Center for Cancer Preventionの"your disease risk"が、12種類の癌以外にも、心臓病、脳梗塞、糖尿病、骨粗鬆症のリスクも計算してくれるようになった。質問に答えていくと、7つに色分けされたリスク目盛りで、どのあたりに位置するか示してくれる。「あなたのリスク」だけでなく、生活改善によってここまで減らせますよという「あなたの可能な最低リスクレベル」も示してくれる。ライフスタイルを変えることで、心臓病と糖尿病の80%、脳梗塞の70%、癌の50%が防げるという。
Clear the Airによる報告書、"Dirty Air, Dirty Power: Mortality and Health Damage Due to Air Pollution from Power Plants"(pdf)。火力発電所から排出される微粒子により年間24,000人近くが死亡(うち肺癌が2,800人)し、死亡に至らない心臓発作を年間38,200件起こしていると推計。
イギリスのspiked主催の「環境と健康」web上論争シリーズ。今回は大気汚染。『環境危機をあおってはいけない』の著者ロンボルグも参加。Tony Juniper(Friends of the Earth代表)とMike Pilling(Distributed Institute for Atmospheric Composition代表)は大気汚染重視派、Stephen Holgate(免疫薬理学教授)とRobert Maynard(Department of Health)は中立的。Bjorn Lomborg、Austin Williams(Future Cities Project代表)、Jennie Bristow(spiked編集者)は、以前に比べて大気環境はずいぶん改善されたことを強調。(link)
「『また子供が・・・』衝撃」と、新聞の見出しにあったが、子供ってもともと残酷なもの。むしろ分別も分かった大人が犯す殺人の方がずっと不思議。本来あるべき見出しは、「『また大人が・・・』衝撃」のはず。どうして大人が殺人を犯すと「またか」程度で流してしまう風潮ができてしまったんだろう?